
あたふたとしている内にもう9月になってしまった。 今年は春〜7月までの気温が上がらずにいたが8月に入ってから猛暑続きの蒸し暑い北海道だった。昨日より幾分か朝晩の気温が下がり始めてようやく過ごしやすくなってきた。そんなこんなで雑草まみれの庭を見ると秋咲きのフウロソウ達が開花し始めていた。秋咲きのフウロにはタチフウロ、アサマフウロ、ビッチュウフウロ、ミツバフウロ、etc・・があるがどれも風情のある世界に誇れる日本のゲラニウム達だ。 タチフウロは基本はピンク(濃淡の個体差はあれど)なのだが、私が種まきをして育てているものにアルビフローラム(白色花個体)が出現していた。ちょっとびっくり!!(自然界に白色花個体が存在する事は知っていたが、実際に見るとかなりビックリ!!これを数株育てているが他の株はしっかりピンク花である) タチフウロには亜種や変種が殆ど無いのだが(1種だけフシゲタチフウロと言う物があるが殆ど区別が付かない。茎や葉柄の毛が倒れ伏しているだけの違い)、これをきちんと分類して命名されていないだけなのかも知れない。他のフウロソウでもそうなのだが白色花個体には変種の学名が与えられるので、学名を与えるとしたらGeranium krameri var. albiflorum になるのだろうか? くどいようだが、これの白花種には学名が無いので、もしかしたら命名するとしたら早い者勝ちになってしまうのかな〜??誰も命名していないとしたら、私が勝手に付けてしまおう!!(笑) ■Geranium krameri var. albiflorum Kubota. な〜んちゃって(笑・・・ちょっと本気・・爆)
話しが変わるのだが、ゲラニウムの情報はあまり日本で得られないので(海外でも煮詰まった情報は殆ど公表されていなくマニア間の交流で広まっているのが現状)それならば〜と言う事で私が日本人向けにゲラニウムサイトを作ってしまったわけなのだが、海外のゲラニウムに限らず日本のゲラニウム(フウロソウ)も意外に正しい情報が流れていないのが現実である。 ゲンノショウコ当たりはサーチエンジンで検索するとある程度正しい情報とその物の画像が見られるが、その他のフウロソウは混同されていることが多い。 ネットで得られる情報で亜種・変種程度の違いならちょっと間違っていても「ま・いいか〜!?」と言う風に(私の勝手な価値観ですが)見れるのだが、全く違うフウロソウが他のフウロソウの名前で紹介しているページも多いのがちょっと気になってしまう。一般に余り知られていないミツバフウロあたりはヒットしたサイトの8割程度がゲンノショウコの画像を記載して紹介しているのでちょっとビックリしてしまった。ミツバフウロは葉っぱが「3裂」していてミツバのような葉っぱなのでミツバフウロと言われているのだが、他のフウロソウでもステムに付く葉っぱは3裂になるものが多い。(薔薇で言う5枚葉と花茎の3枚葉のようなもの)ゲンノショウコもステムの葉っぱは3裂である。本当の植物の姿を知らずに言葉尻だけで判断してしまい、ステムの3裂葉の形状のみで判断してしまうからこのような間違いが起こってしまうのだろうか? 日本のフウロソウを検索すると、海外のゲラニウム以上に原産国である日本内での情報が混乱していると感じた。
今年は私の所でも日本のフウロソウが続々開花しているので、その混乱を解消できるべく混同されやすいフウロソウに関しては花の画像の他、葉の形状などの画像を載せたいと思った。(←以前、お友達の咲くやさんからこれのリクエストがあったのですが、大変だな〜と感じてこれに取り組めませんでした) ちなみに、ミツバフウロの葉っぱは照り葉でゲンノショウコの葉っぱとは全く違う質感形状です。(その他の違いとしてゲンノショウコの葉には裂状の基部に斑紋があります。ミツバフウロには斑紋は無し。)現在、ゲラニウム図鑑の新ページを作成中ですので画像を見たい方は気長にお待ち下され〜
画像は私がビックリ仰天した「タチフウロの白花個体」
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2005年9月3日(土)
No.49
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